4月8日放送の「秘密のケンミンSHOW極」で、大阪では中華料理のデザートで「中華ポテト」なるものを食べるらしいと話題になりました。
大阪の中華料理店のコースではゴマ団子とポテトがツートップという話も!
さつまいもを素揚げしたものに餡がかかっているところがまるで大学芋のようですよね。
しかし、中華ポテトと大学芋はまったくの別物だそうです。
この中華ポテトですが、大阪では実際に中華ポテトと呼ぶことはあまりないとのこと。
そこで今回まとめた内容はこちら
中華ポテトってどのような食べ物?
大阪人は中華ポテトって呼ばない?
中華ポテトってどのような食べ物?
中華ポテトと大学芋は基本的には一緒ですが、大学芋の方が少し緩めのとろっとした飴なのに対して、中華ポテトはパリっと表面を固めており、糸を引くのが特徴です。
大阪の中華料理店では約100年前から芋の餡炊きが出されていました。
北京料理を作り上げた山東省の人たちが、明治~大正の頃に大阪で北京料理店を開いたそうです。
北京料理では拔絲地瓜(パースーチーカオ)と呼ばれる芋に餡をからめた料理が宴会のデザートで出されていたらしく、そのまま大阪の北京料理店でも出されるようになったようですね。
拔絲地瓜は基本ゴマをかけないのだとか。
それが現在大阪では北京料理店以外でも出されるようになったんですね。
この中華ポテト、大阪以外の中華料理店では出されていません。
関西には華北出身の人が多いために広がったようですね。
中国が中華ポテトという概念のもと作ったお芋のスイーツと、日本が大学芋という概念のもと作ったものの形状がたまたま似ていたということに驚きますね。
大阪人は中華ポテトって呼ばない?
秘密のケンミンSHOW極では大阪では「大学芋ではなく中華ポテトと呼ぶ」と紹介されていましたが、Twitterでの反応を見ていると、実際に中華ポテトと呼ぶ方は少ないように感じました。
大阪人に中華料理のデザートと聞いたら中華ポテトではなく大学芋と答える方が多いとか。
しかし、大阪人が指す大学芋はあくまで中華ポテトのことであり、一般的に大学芋と呼ばれているものとはまったくの別物ということなんですね。
中華ポテトを大学芋だと思っていた大阪人は多いようで、「ずっとあれ(中華ポテト)を大学芋だと思っていた」「本当の大学芋は柔らかいらしくてショックを受けている」など驚きを隠せない人が多いようです。
Twitterでは中華ポテトとは呼びませんが、中華ポテトが何なのかはわかる!という方ばかりでした。
まとめ
秘密のケンミンSHOW極で大阪人が食べる「中華ポテト」について紹介しました。
テレビでの紹介とは違い、実際は中華ポテトではなく大学芋と呼ぶ人が多いということがわかりました。
今回調べてみて、中華ポテトと大学芋を自分のさじ加減で使い分けている人もいるなど、テレビで紹介されていた以上のことがわかりました。
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