生後5ヵ月頃から始まる離乳食。離乳食は「大人と同じものを食べ、消化・吸収するための練習の食事」です。では、離乳食を始めていくにあたって何を用意したらいいのだろう?と不安になる方も多いのではないでしょうか。
私も初めての離乳食のときはちゃんと食べてくれるかな?とドキドキしながら試行錯誤して準備し、最初の一口をあげました。
こちらでは実際に離乳食を進めてみて役立ったアイテムをお伝えしたいと思います。
調理器具
・ブレンダー
我が家で一番活躍した調理器具です。
離乳食を始めたばかりの頃は食材をポタージュ状にする必要があります。すり鉢ですりつぶすことももちろん出来ますが、食べさせる食材はどんどん増えていきますし、ポタージュ状の次はみじん切りと、食材を細かくしなければならない期間は長く大変です。
ブレンダーを使えばポタージュ状からあらみじん切りまで食材の細かさを加減することが出来ますので、離乳食作りの大きな手助けになること間違いなしです。
・小鍋
赤ちゃんが食べる量は少量なので、直径15cmほどの小鍋が使いやすいでしょう。
・計量カップ
一番最初は10倍がゆ、次に7倍がゆ、さらに5倍がゆと、水分を減らして大人が食べるご飯に近くしていきます。適切な柔らかさにするために計量カップはマストです。
・計量スプーン
離乳食は最初は1さじ、翌日は2さじと1日ずつ量を増やしてきます。与える離乳食の量を把握するためにも計量スプーンはあった方が良いでしょう。大さじと小さじの2本があればOKです。我が家は毎日離乳食の量を「大さじ〇」という形で記録を残していたので、食べた量が目に見えてわかりやすかったです。
食器類
・お食事スタイ
食べることが初めての赤ちゃんは食べこぼしが多いです。そのたびに衣類を手洗いするのは大変ですよね。衣類を汚すことを防ぐためにスタイを用意しましょう。水洗いできるタイプですと都度洗えるので、清潔に保つことが出来ます。離乳食期を終えて幼児食期に入り一人食べをするようになっても、食べこぼしは多くあります。長い期間活躍してくれますよ。
セパレートタイプは持ち運びに便利ですが、大きくなってくると自分で結合部を外してしまい、ポケット部分に入っていたご飯がこぼれてしまうことがありました…一体になっているタイプですとそのようなことがないのでおすすめです。
・深めの小皿
離乳食はスプーン1さじから始まります。一度に少量ずつしか食べないため、とろみがある少量のおかゆなどを入れるのに役立ちます。
・フィーディングスプーン
大人が赤ちゃんに食べさせるときに使用する、くぼみが浅く、柄の長いスプーンです。普通のスプーンですと赤ちゃんの口には大きいため、専用のスプーンを用意しましょう。離乳食用のスプーンがセットになっているものも売られていますよ。
フリージングアイテム
離乳食を毎回作るのは大変!作った離乳食を少量ずつ冷凍できるアイテムは、いくつか揃えておくと便利ですね。
・製氷皿
10倍がゆやだし、野菜ピューレなど、液体やゴックン期のトロトロ食材を分けるのに最適です。1ブロックが大さじ1など、容量をあらかじめ決めて冷凍していました。
・ラップ
液体状でなければなんでも包んで小分けにでき、離乳食全般で大活躍。離乳食は少量なので、小さ目サイズのラップが包みやすいです。手づかみ食べを始めると一個一個分けて冷凍するようになるので、たくさん使いますよ。
・小分け容器
おかゆ、うどんなどの主食や、スープと一緒に冷凍したい野菜の小分けなどに便利です。購入する前に冷凍OK、電子レンジOKかを確認してくださいね。
まとめ
赤ちゃんが生きる力を育てる離乳食。
トロトロのおかゆを飲み込むのがやっとだったのに、次第に自分から口を開くようになり、モグモグと歯ぐきで噛んで飲み込めるようになっていきます。1歳6ヵ月頃には1日3回の食事と間食1~2回をしっかり食べられるようになります。自分から手を伸ばし、食べようとする意欲も出てきます。べーっと出してしまうこともあるかもしれません。それでも笑顔で食べてくれている子どもを見ていると、頑張って作って良かったなと思うのです。
最初はダラーっとこぼしてしまってびっくりしてしまうかもしれません。しかし、赤ちゃんにとって離乳食は初めての体験なので、うまくいかなくて当然です。親子でリラックスしながら、食事を楽しんでいきましょうね。
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